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コンサルという仕事

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1日のうちどれほどの時間 SNSを利用していますか?SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と言えば、日本ではTwitterやInstagramそしてFacebookなどが筆頭に上がるでしょう。そしてさらに身近な物だと、LINEもSNSの一つに分類されます。今やSNSは生活に欠かせないものとなっており、プライベートでもビジネスでも活用されています。日本での普及率は80%を超えるとされています。では、なぜこれほどまでにSNSが浸透していると思いますか?

そこには人の中にある『承認欲求』が関係しているでしょう。承認欲求とは、言い換えれば「だれかに認められたい」という気持ちです。SNSでは自分の身の回りの出来事や意見などを、写真や動画と共に掲載します。するとそれを閲覧した人たちから「いいね!」やコメントが寄せられ、オンライン上で友情の輪が広がっていくのです。何より、自分の意見についての好意的な評価を得られることで満足感、充足感を味わえるのです。

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さて、こうした満足感や充足感を必要としているのは、SNSを使いこなしている若者だけではありません。大人であっても、むしろ大人たちこそそれを必要としている場合があります。

経営者のマインドと苦悩

みなさんの周りにも『経営者』あるいは『社長』と呼ばれる立場の人が、1人はいることでしょう。多くの経営者は、自分のビジネスについて情熱を持っています。例えばカフェのオーナーであれば、「こだわりの豆で作ったコーヒーを楽しんでもらいたい!」と考えているでしょう。アプリ制作会社の社長なら「ITで世界を盛り上げたい!」とか「人々の生活を豊にしたい」という思いがあるかもしれません。そうした思いがあるからこそ、自分でビジネスを始めたのです。自分が提供する商品やサービスにプライドを持っているので、前に進めるのです。

しかし、時には仕事がうまくいかなくなる事があります。期待しているほど売り上げが伸びなかったり、人材不足に陥ったりするのです。「あれ?おかしいぞ。」「何がダメなんだろう?」そんな思いが頭を駆け巡ります。

もしあなたが社長だったら、どうしますか?誰かに頼ろうと考えるかも知れません。ビジネスのやり方に詳しくて、頼りになる誰かに意見を求めようと考えるでしょうか。多くの社長もそう考えます。その相談相手がコンサル(コンサルタント)呼ばれる人たちです。

コンサルの役割

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コンサルはビジネスに関する経験が豊富で、的確なアドバイスをしてくれます。「商品のラインナップを見直しましょう!」とか「人件費の調整をしましょう」といった具体的なアドバイスをして、会社がより良くなるようにサポートしてくれる存在です。困っている時こそありがたい存在ですよね。とはいえ、実際にはコンサルを賢く活用できる経営者と、できない経営者がいるのです。どういうことでしょうか?

冒頭で述べたように、人には「承認欲求」があります。誰もが、自分の意見について否定ではなく肯定してほしいのです。社長であれば、自分の経営について「いいね!」と言ってもらいたいのです。この感情が強い場合、会社がうまくいかなくなっていても、「自分のやり方は間違ってないはずだ。誰かに認めてもらいたい」と考えてしまうのです。コンサルのアドバイスに対して「いや、そんなはずない!」「あなたはわかってない!!」と反論してしまうのです。そして次第に「いいね!」だけをくれるコンサルを求めるようになります。

一方で、自分の中の承認欲求と戦える経営者はとても冷静に「自分のやり方に間違いがあるのだろうか。誰かに正しいやり方を教えてもらいたい」と考えます。コンサルから鋭いアドバイスを受けたとしても、冷静にとらえてあてはめます。つまり、自分ができていなかった事を認めて直そうとするのです。

コンサルと正しく向き合う

あなたなら、どちらの経営者の会社で働きたいですか?答えは明白ですよね。もちろん、経営者は自分のやり方に自信が必要ですし、プライドを持っているべきです。とはいえ、世の中はいつでも変化しているので調整が求められるのは当然なのです。特にコロナの影響にさらされている今の状況では柔軟な対応が求められます。

 

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2020年9月23日